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家具としてのキッチン

家具としてのキッチン

ある仕事から家具と空間が混ざり合うことでより魅力的な場が生まれる経験をしました。

そこではキッチンはもちろん、洗面、下駄箱、ダイニングテーブルまで全てをデザインしました。
最も稀少な樹種の一つであるチークに魅せられ、一流の飛騨高山の職人の技術で完成しました。
そんな家具は空間と馴染み、10年、20年と時とともに魅力を増すものでした。

こんな本物の家具を多くの方に触れていただきたい。使っていただきたい。

caokuの家づくりでは、飛騨高山の名店「キタニ」で経験を積んだ家具を愛する職人と
パートナーを組んでオリジナル家具の製作をしております。
建築家が図面を引き職人に直接依頼することでお求めやすいコストで実現しています。

中でも住まいの中心であるキッチンを本物の木で製作することで単なる住宅設備ではなく
家具として空間に調和するよう使い勝手、質感、ディテールにこだわってデザインします。

写真の事例はシンクとコンロを別々に2列配置しました。
シンクはリビング側に配置したアイランド型でリビングが見渡せます。
天板、シンクはステンレスのバイブレーション仕上げで製作し、広い天板は朝食時などはカウンターとしても機能します。
コンロは壁際に配置し脂汚れや熱に強いステンレスを壁に使用しました。
天板下にはビルトインのオーブンも組み込み、全てをカウンター下にすっきり収納できるよう引き出し収納としました。
パントリーを左の扉の中に配置することでキッチンは常に綺麗な状態が保てる設計です。
時とともに味わいを増すオーク材の木目が美しい板目を使用しました。
本物の木ですが水には強い塗装を施すことで安心して木の変化が楽しめる家具としてのキッチンを実現しました。

愛着をもって家族とともに成長する家具としてのキッチンを一緒に考えてみませんか。