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桜の見える家屋

桜の見える家屋

30代のご夫婦、お子さん2人の住まい。
公園のすぐ隣に位置するこの場所はすごく開放的で
公園のシンボルツリーである大きな桜の木を
生活に取り込めるよう住まいを計画しました。

まず玄関を開けるとまっすぐに伸びる階段とリビングへの通路。
通路は「廊下」という考え方で計画。
廊下をリビングと一体化させることで開放感のある大きな空間を作りました。
そしてリビングの吹き抜けには大きなが窓があり
光が降り注ぐ空へと抜ける心地よさが家族を包み込みます。
そこからは最も桜が綺麗に見えます。

床は足触りの良い無垢の杉板を。
木目が美しい杉材とモルタルは真鍮で見切りを入れ木肌が素朴なラワン材の階段や壁を多く使用。
黒く輝くモザイクタイルの洗面はご主人のこだわりです。
外部は白の波板と杉板の鎧貼りで奥様のこだわりでした。

春夏秋冬。
季節によって変化を楽しむ、四季を感じる。
子供がすくすくと成長する家屋が完成しました。

所在地:滋賀県近江八幡市
家族構成:ご夫婦30代+お子様2人
構造規模:木造2階
敷地面積:169.74㎡
建築面積:55.68㎡
延床面積:86.92㎡